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続 佛画のたのしみ

その粉本ですが、わたしは倶利伽羅龍王の佛画が大変に興味深いですね。

私も依頼を承り何度か描かせていただいた事が有ります。

不動明王の両刃ノ利剣(リケン)を龍がのみ込もうとしている姿なんですね。

不動明王は繊細すぎない方が私は好きなんですね。ですから、その力の加減だと思うんですね。私の経験からですと不動明王の佛画というのは精神面が絵画に出やすいとおもっております。

この倶利伽羅龍王も同じ事が言えるとおもいます。

例えば、

命懸けの時代に佛画師によって描かれました倶利伽羅龍王(龍剣)というのは素晴らしいです。

私の研究では、その倶利伽羅龍剣(両刃の利剣) に触れただけでどのような魔物.悪鬼ですらの墨屑鉄の様に瞬時に燃散るとおもうんですね。

数百年経っても変わらない繊細な美しさ、とどまる事のない奥拉を兼ね揃えた倶利伽羅不動明王というのは言葉では完璧に表現できないとおもいますし、また計り知る事のできない力強さがありますね。

私は、描かせていただいておもうんですね。

龍を描かせていただくというのは、

自身の精神的地力が佛画に現れる

とおもうんですね。

其は、やはりですね。粉本の線の技術だけでは中々カバーしきれない部分だとおもいます。

自身の傑作を残すのでしたら、精神的な部分が大きく佛画に入らないとですね。